AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2015年3月19日発売)
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感想 : 135
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AIと人間の関係について公正な視点で見たい人におすすめ。

【概要】
●AIにできることをすべてAIにさせるとしたら、どのような課題が浮き彫りになるか
●AIの技術と歴史。新しいものの情報では、スパイキング・ニューラルネット
●日本の企業が持つべき危機感
●人間は、どこに存在価値を持つべきか。

【感想】
●AIが発展するに伴う危機感、所謂「シンギュラリティ」到来のような内容もあれば、冷静に捉えた内容もある。
●人間を超越し人間に危機を及ぼすAIの存在が技術的に可能になったとしても、あえてそのようなAIを開発しないという選択肢もある。
 すなわち、最終的には危機が起きるか否かは人間が判断できるということであり、人間に勝るAIの開発の要否を見極めることが重要であると思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・政治
感想投稿日 : 2020年7月1日
読了日 : 2021年2月27日
本棚登録日 : 2020年7月1日

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