短いエッセイなので移動中に読むのにぴったり、なのだがついクスッと笑ったりにやにやしてしまうので、周囲からヤバい人と思われるかもしれない。10年前のことを懐かしく思い出したり、ひとつの状況に何通りもの反応を想定する思考回路を垣間見て、そうか、こういうことからああいう会話が生まれるのか、と想像したり。
3.11直後の時期に書かれたものもあり、宮城出身の人からみた自粛ムードへの疑問とか、遠くで心配しているより実際に帰省してみてよかったとか、あの頃の雰囲気を思い出した。ちょうど宮城と岩手を旅するのにこの一冊持って行くのを選んだのも、何か、巡り会わせを感じる偶然だ。
2011年の日記を読み返してみよう。
楽しいヒマつぶしにぴったりの一冊
永山の100均ばかりの古書店でみつけたもの
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
my library
- 感想投稿日 : 2021年6月23日
- 読了日 : 2021年7月5日
- 本棚登録日 : 2021年6月23日
みんなの感想をみる