小犬のピピン (せかいのどうわシリーズ)

  • 岩波書店 (1995年7月7日発売)
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本棚登録 : 84
感想 : 15
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登場人物の女の人は、ピピンという名の子犬を飼っていた。二人は言葉は通じずとも、心と心が通じ合い、長く話しをすることができた。ピピンは暗闇が怖かったが、暗い廊下の向こうに女の人がいることに気がつくと、いつも勇気を出してそこへ駆けていった。女の人もピピンもお互いのことが大好きだった。ある時、ピピンが死んでしまった。天国に行ったピピンは、そこの門番に、どうしても女の人のところへ帰りたいとお願いをし、長い暗いトンネルを通って、もといた場所へ帰る旅に出た。女の人もまた、ピピンはきっと生まれ変わって、自分の所へ戻ってくるだろうと信じ、様々な方法でピピンが帰りやすいように工夫をして過ごした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子供用に読んでみた本
感想投稿日 : 2010年3月14日
読了日 : 2010年3月13日
本棚登録日 : 2010年3月13日

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