ぼくらの近代建築デラックス!

  • 文藝春秋 (2012年11月29日発売)
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感想 : 72

建築の素人(のはず)の作家二人が、大胆に近代建築をめぐり、語る・・・という本。大阪、京都、神戸、横浜、東京

大阪市中央公会堂、大阪城、綿業会館、京大時計台、進々堂、海岸ビル、ホテルニューグランド本館、東京駅、築地本願寺、鳩山会館等々57件

建築家は辰野金吾から始まり、渡辺節が大きく取り上げられている。コルビュジエからの人脈模様も。

万城目学はご存知、「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」、「プリンセス・トヨトミ」の売れっ子小説家。

素人にしてはというか、素人ならではのデザインに対する鋭い突っ込み、建築が建てられた来歴というか背景、建築家の人脈、人柄。

建築の専門家では考えられないうんちくの数々。非常に勉強になる。建築ガイドブックとしては超一級・・・金メダルを差し上げたい。

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感想投稿日 : 2014年5月9日
本棚登録日 : 2014年5月9日

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