男性論 ECCE HOMO

  • 文藝春秋 (2013年12月20日発売)
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感想 : 10

漫画「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリの「男性論」

テルマエ・ロマエとはローマの浴場のこと。その技術者が、現代日本にタイムスリップする話だった。漫画も映画もめちゃ売れた。

古代ローマおたくで、ルネサンスおたくのヤマザキマリによる男性論というか、女性論も入っているので、人間論,人生論・・・そして日本文化論。

ハドリアヌス、プリニウス、ラファエロ、スティーブ・ジョブズ、水木しげる、安部公房、花森安治

これらに共通するのは、人文系と理数系が共存しており、気骨があり、「ボーダーレスなセンスをとことん楽し」み、「時代の変化を敏感に読み取る直感力と、空想を具現化できる技術を持っている」男だそうです。

「変人」→「天才」ということになります。

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感想投稿日 : 2014年5月6日
本棚登録日 : 2014年5月6日

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