茗荷谷の猫

著者 :
  • 平凡社 (2008年9月6日発売)
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本棚登録 : 430
感想 : 116
5

江戸から戦後までの短編連作集。その時代を生きてく人々がとても丁寧に描かれる。粋であったり自堕落だったり様々な人々。そして漂う人情感。
いままで使ったことのない表現や言葉たちにはたと目をみはってしまった。
町も人も映像になって、こちらに訴えかけてくるような作品だった。
「隠れる」が特に面白かった!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年6月9日
読了日 : 2015年6月8日
本棚登録日 : 2015年6月9日

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