教育とは何?-日本のエリートはニセモノか (中公新書ラクレ 595)

  • 中央公論新社 (2017年9月6日発売)
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感想 : 18
5

濃い2人。
同調圧力や前例主義がどこにもそこにもあるこの国で、
こんな濃さを保てている、このお2人だからこその提言。
読んで大正解!

新書だけど、お2人のキャラも相まってさくさく読めます。
正論をこういう程よい濃度で語ってもらうって大切よね。

できれば、教育に携わっている方全員に読んでほしい。
やっぱりひとりひとりの意識が大切なんですよね。

僭越ながら、とっても尊敬する読書好きな理科の先生にもお貸ししてしまいました。
「わかるわかる、大賛成!」って返してもらって、満足。

尾木先生が現役時代の孤軍奮闘に、とても励まされました。
「規則や手法より、態度や心持ち。まずやってみる」です。

【本文より】
「先生っていうのは、何を教えてくれるかわからないけれども、とにかくその人の話を聞きたい、その人と一緒にいたい、と思う人のことだ。」内田樹

花の拠点”はなふる”センターハウスの蔵書です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: こどものこころに寄り添う。
感想投稿日 : 2022年11月25日
読了日 : 2022年11月25日
本棚登録日 : 2022年11月25日

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