八つ墓村 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (1971年4月26日発売)
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本棚登録 : 3881
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職場の方との会話の中で出てきたので、気になって読んでみました。表紙もタイトルも怖くてホラーかと思いましたが、ちゃんとした推理モノだったので安心しました。

古めかしい言い回しが多く、最初は慣れるのが大変でしたが、人物関係やストーリーが把握出来てくると先が気になり、読むのが面白くなりました。
展開が次から次へと進んでいくので、中だるみがなく、途中で飽きずに読み進められます。

金田一耕助さんが出てくる小説を読むのは初めてだったのですが、彼が主人公ではなく、警察のお供みたいな役割だったのは少しびっくりしました。シリーズの他の作品もそうなんでしょうか…?

やはり有名な作品(たぶん)というだけあって、一部残酷な描写はありますが、万人受けする内容だと思います。
特に探検が好きな方にはお勧めします!洞窟の中を探検したり、隠し通路とか隠し財産にロマンを感じる方にはぜひ、読んでいただきたいです!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月28日
読了日 : 2024年4月28日
本棚登録日 : 2024年4月28日

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