最近話題の大学入試改革を、これから受験を迎えようとする親御さん向けに説いた本、という感じ。
アクティブ・ラーニングを唱道する立場。
その可能性についての話は、ある程度納得する。
ただ、結局、企業は偏差値で採用を続けるのだろうし、偏差値による大学の序列化はなくならない、とすると、大学入試に莫大なコストをかけて改革しても、社会の枠組みは変わらないのでは?と思ってしまうが。
大学でアクティブに学ぶことで巻き返しを図れるのは、やはり今後もごく一部。
学ぶ人が報われる社会を作らないと、どうにもならないのでは。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年10月29日
- 読了日 : 2016年10月29日
- 本棚登録日 : 2016年10月29日
みんなの感想をみる