ひょんなことからこの本をいただいた。
英語学はおろか、英語すらおぼつかない。
非文を示す*がなければ、気がつかないほどなのに・・・。
まあ、がんばって読んでみた。
D構造やらなにやら、予想通りの難しさ。
ただ、わからないなりに、それはそういうことだったんだ、と思わされるところがあり、面白かった。
一つだけあげておこう。
I give you a book. のような二重目的語構文のところ。
英語はかつて、格変化があったので、直接目的語と間接目的語の区別も容易であったとか。
だから二重目的語をとる動詞というのは、ラテン語由来のもの(あとから英語に入ってきたもの)ではない、古くからの一音節の動詞が多いのだ、と。
目から鱗が落ちる思い。
ずぶの素人であることを顧みず、英語史を学んでみたいとさえ思ってしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年6月12日
- 読了日 : 2013年6月12日
- 本棚登録日 : 2013年6月12日
みんなの感想をみる