「インチキ」が正義だったあの頃、20円握りしめて僕らは駄菓子屋へ向かった。「インチキ」がゴロゴロ詰まったガチャガチャにお金を入れ勝負に挑んだ。僕らにとって駄菓子屋は鉄火場だった。足がグニャグニャで絶対に立たないガンダム。変なポーズのアストラ。ある時は歓喜し、ある時は空き地に投げ捨て一喜一憂。あの頃たしかに「インチキ」が正義だった。
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- 感想投稿日 : 2018年2月14日
- 読了日 : 2014年9月1日
- 本棚登録日 : 2018年2月14日
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