題名が面白くて購入。
美味しい料理とお酒、善良な登場人物達でホッコリする。登場したお酒は章の終わりに1ページを使って紹介されている。
両親がやっていた居酒屋が、不慮の事故で両親を亡くしたために娘二人が引き継ぐ。お姉さんは料理担当で頑固、妹は接客で軽い。「ぼったくり」の店名は亡くなった父親の口癖の「どこの家庭でも出て来るような料理で金を取るのは、ぼったくりのようなもの」という自嘲より、常連客達が送った暖簾に因む。
仕事の悩み、家庭の悩みなど常連客達も含めて解決して行くのが心地良い。新たに現れた謎の客と姉との進展も気になる。しかしながら、2シリーズで14冊とは悩ましいところ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年4月8日
- 読了日 : 2023年4月8日
- 本棚登録日 : 2023年4月8日
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