居酒屋ぼったくり (1) (アルファポリス文庫)

著者 :
  • アルファポリス (2018年3月1日発売)
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本棚登録 : 711
感想 : 61
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題名が面白くて購入。
美味しい料理とお酒、善良な登場人物達でホッコリする。登場したお酒は章の終わりに1ページを使って紹介されている。
両親がやっていた居酒屋が、不慮の事故で両親を亡くしたために娘二人が引き継ぐ。お姉さんは料理担当で頑固、妹は接客で軽い。「ぼったくり」の店名は亡くなった父親の口癖の「どこの家庭でも出て来るような料理で金を取るのは、ぼったくりのようなもの」という自嘲より、常連客達が送った暖簾に因む。
仕事の悩み、家庭の悩みなど常連客達も含めて解決して行くのが心地良い。新たに現れた謎の客と姉との進展も気になる。しかしながら、2シリーズで14冊とは悩ましいところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年4月8日
読了日 : 2023年4月8日
本棚登録日 : 2023年4月8日

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