名画感応術―神の贈り物を歓ぶ (光文社文庫 よ 10-1)

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  • 光文社 (1997年6月1日発売)
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感想 : 8
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①天才と言われる芸術家とは天界に存在する美を神の波動を受けて地上に再現させる装置の役割をしている。

②芸術は天と地をつなぎ、人間の魂の存在をもっともっと身近に感じさせるためにこの世に降臨させたメディアなのである。

③何が描かれているのか、何を意味しているのかなどを考える必要はなく、その場で作品の前に立って心を開くだけで良い。

横尾忠則の率直な絵画に対する感想が述べられた本。本当に楽しんで絵画を見ているのが伝わり、早く絵を見たい、本物を見たいと感傷にかられます。ただ超理性的なところが多く、楽しめるかどうかはその人次第。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年2月4日
読了日 : 2020年2月4日
本棚登録日 : 2020年2月4日

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