幻夏 (単行本)

著者 :
  • 角川書店 (2013年10月29日発売)
4.23
  • (128)
  • (144)
  • (44)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 721
感想 : 141
5

ひとつの「冤罪」が幸せな一家の運命を大きく変えてしまう、悲劇の社会派サスペンス。
ランドセルを残し姿を消した兄の尚に一体なにが起きたのか?現場に残された印の意味は?母親はなぜ失踪から何年もたった今、息子を探すよう探偵に依頼したのか?
数々の謎が明らかになるにつれ、幼い兄弟の兄弟愛、母子愛、友情に切なく心揺さぶられる。
ストーリー展開が素晴らしかった。
他の作品も読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年3月8日
読了日 : 2020年3月8日
本棚登録日 : 2020年2月19日

みんなの感想をみる

コメント 1件

ロニコさんのコメント
2020/03/18

gaoさん

おはようございます、ロニコと申します。
マカン・マランにコメントをありがとうございました。

私も1972年生まれです!(早生まれなので、gaoさんより1学年上かと思いますが)
少女漫画誌は、小学校低学年の時の「なかよし」に始まり、「りぼん」、「LaLa」…。
単行本は、友人間で様々なレーベルが飛び交いました( ^ω^ )
併せて、少女小説全盛期だったため、コバルト文庫で氷室冴子や久美沙織なども読んでいました。

太田愛さんの作品は、「犯罪者」と「天上の葦」を読みました。「天上の葦」は特におススメです!

これからも宜しくお願いします。

ツイートする