図説|日本の近代化遺産 (ふくろうの本)

  • 河出書房新社 (2007年9月1日発売)
3.14
  • (0)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 5
3

字が小さく多い。写真と文字の比率があんまりよくなくて、図鑑的要素が少ないんで、読んでて直ぐに「行きたーい!」という気分にならない。

以下、気になる遺産。
京都の梅小路機関車庫。毎度行きたいと思うんだけど、なかなか行けない。円形転車台観たい。

天城山隧道。明治では一般的に、レンガを使っていたが、ここは総切石積で作られている。総切石積の道路隧道としては、日本最長。
ディテールの石加工がいいらしい。

長野の牛伏川階段工。フランス式階段工とも呼ばれ、階段を流れる水の流れが綺麗。

神戸の布引水源地水道施設。滝と、日本初のアーチ式堰堤、日本初の本格的重力式コンクリート堰堤。自然も綺麗っぽくて、みどころも多そう。自然の中に現れる人工物の良さがよく出てると思う。

山梨の八ツ沢発電所。猿橋の脇に作られた鉄筋コンクリート造の第一号水路橋が見事。ここも、自然なかに現れるコンクリートがいい味出してるように見える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ガイド
感想投稿日 : 2011年9月23日
読了日 : 2011年9月23日
本棚登録日 : 2011年9月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする