機本 伸司 氏のSF。量子コンピュータで神様を作ろうって話。
神様のパズルと同じ世界だと最後の方で分かる。
とにかく、前半部分でなかなか話が進まなくてイライラする。
キャラクターの動きも明快さが無い。
肝心の神様作りの部分も物語がダイナミックに展開せずに
最後まで尻すぼみのまま終わる。
オチや結論に関しては不満は無いけれど。上下巻でこの結論かぁという感じ。
同作者の「メシアの処方箋」や「僕たちの終末」の方が
ずっと展開にワクワクしたなぁというのが残念な感想。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年5月7日
- 読了日 : 2011年5月4日
- 本棚登録日 : 2011年5月4日
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