セーラー服と黙示録シリーズ、三作目は短編集。
著者作品の魅力は強烈な世界観だと思っているが、今回は短編であるため少し弱い。
しかし、各編のバリエーションは豊かで、キャラクター小説という面も活きている。
なにより、もうひとつの美点である論理的解決劇は余すところなく詰め込まれていて、ファンとしては喜ばしい。
願わくば、次は濃ゆくてガジェット詰め込みまくった長編が読みたい。
4-
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2016年9月27日
- 読了日 : 2016年9月27日
- 本棚登録日 : 2016年9月25日
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