ネット時代から読んでいた糸森さんの中世ロマンス第2弾。
前回の事件から少し自分に対して見方が変わったジュディ。
しかし体質は変わらないし、結婚も魔法使いに断られた彼女は、呪いを解くことも結婚することもなく、手酷く扱われた魔法使いに対して想いを寄せつつ、魔法郵便の職員として働いていくことを決める。
しかし、そんなジュディに対して怒りに任せて冷たい態度を取ってしまった魔法使いは後悔していた。心根が優しいが故に、怒りも憎しみも飲み込んで、幸せを諦める姿は魔法使いとしては歯がゆくてしかたがない。
獣に変身し、魔法郵便の一種だと誤解させたままジュディから可愛がられ、人間の姿に戻りジュディにちょっかいを出し始める。
正体を知っている他の職員はそんな姿を白い目で見ているが。
人間ヴィクター=獣リン=魔法使いルイスのややこしい正体はどうバレていくのか楽しみではある。
これから魔法使いの呪いのことも明らかになっていくのかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2016年3月24日
- 読了日 : 2016年3月24日
- 本棚登録日 : 2016年3月24日
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