落下シーンから始まる。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。警察は自殺と判断。学校はいじめの事実はなかったと。妻もなくしている安藤は、なぜ娘が自殺しなければいけなかったのか知りたい。到底納得がいかないのだ。
葬儀を終えて放心状態の安藤の元に、1人のクラスメートが線香を上げにやってくる。そこで加奈の日記を探すことになり、そこが真実を解く端緒となった。
安藤の同僚の早苗は元来冗談が通じない。人の心の機微が全く分からない。アスペルガーかと脳を調べてみたが正常だった。安藤と早苗、クラスメートの咲と真帆の視点で紐解かれる。それぞれの想いが交錯する。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
芦沢央
- 感想投稿日 : 2023年10月25日
- 読了日 : 2023年10月25日
- 本棚登録日 : 2023年10月25日
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