何故か脚光を浴びない隠れた名作だと僕は思います。
支配する側、される側
強き者と弱き者
持つものと持たざるもの
軍人と民間人
敵と味方
そういった立場の違う、考えの違う人同士が
真剣に自分の意思や力をぶつけ合い
戦後を”生きる”ために必死に力を振り絞って
戦災という巨大な敵に立ち向かおうとします
この作品に登場する人々は、ほとんどの場合は
明確な善や悪で描かれているのではなくて
複雑な関係で成り立っています
それが、この作品に現実味を帯びさせて
真に心に迫る熱い台詞で読者に訴えかけさせることが出来るのでしょう
凄くオススメです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2009年10月1日
- 読了日 : 2009年10月1日
- 本棚登録日 : 2009年10月1日
みんなの感想をみる