三国志 16 (潮漫画文庫)

著者 :
  • 潮出版社 (1999年1月21日発売)
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本棚登録 : 261
感想 : 20
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劉備、曹操、孫権の三すくみの戦いはひとまず休戦となり、西涼の馬超が台頭してくる。曹操を何度も打ち破り、命を狙う寸前までいくなど、いやはやいくさ上手である。なかなか胸のすく思いで読み進められた。

本巻のあらすじは以下の通り。
•西涼軍に長安城を陥落させられた後、城主:鐘ヨウは潼関に籠る。曹操、曹洪&徐晃に潼関に向わせ、10日間守り通すよう命じるも、西涼軍の侮辱に耐えられず城主から打って出て惨敗。
•曹操自ら出陣し、潼関東方で西涼軍と対戦、馬超に打たれそうになる。
•曹操軍と西涼軍は渭水を挟んで対陣、西涼軍優勢も、渭南県令:丁斐の機転により牧場の牛馬を追い出して西涼軍の気をそらせる。馬超、曹操軍へ夜襲を繰り返す。曹操、城を築くも、馬超に
火攻め、水攻めされて失敗。曹操、夢梅の提案により氷で築城。
•馬超、曹操軍の許褚と一騎討ちし互角。
•西涼軍、曹操軍と和睦。曹操、韓遂を取り込むよう画策し成功、馬超は敗走。
•曹操軍、西涼軍を破るの報に驚いた漢中の師君:張魯、曹操の次なる標的になるのを恐れ、蜀41州獲得を企てる。
•蜀の劉ショウ、それを恐れて曹操に取り入るため張松を派遣する。
•張松、許都入りするも曹操に幻滅、劉備に会うため荊州へ。劉備の人柄に惚れ、西蜀41州図を渡す。張松、周りの反対を押し切り、劉ショウに劉備を国に招くよう進言、張松の同士:孟達&法正が使者に立つ。劉備、蜀進出を決意。劉ショウ、フ城まで劉備を迎え出る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2011年10月1日
読了日 : 2006年5月16日
本棚登録日 : 2011年9月16日

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