著者は築地の水産卸の社長さん。
前半で、日本がいかに水産資源に恵まれているか、新鮮な魚を簡単に食べることができるのは、冷蔵技術、輸送技術により、実はつい最近のことであることなど、なんとありがたいことかと思わせる。
後半は一転、日本の水産資源の危機、しかも政策対応の遅れなど人為的なことだと。
題名から想像した内容とは違ったが、素晴らしい水産資源を大切にしたい、としみじみ思わせる一冊。
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- 感想投稿日 : 2016年1月10日
- 読了日 : 2016年1月10日
- 本棚登録日 : 2016年1月10日
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