邦題は「帳簿の世界史」だが、英文タイトルThe Reckoning: Financial Accountability and the Making and Breaking of Nations の方が本書をよく表している。
会計(account)がいかにアカウンタビリティに資するか、なぜ権力が会計を嫌ったのか、透明性がどのように国家を企業を強くしたか、理解できた。
今になっても東芝など不正会計はつきない。現実に向き合う勇気を持たねば、結局は身を亡ぼしてしまうことを本書は伝えてる。
翻訳も読み易かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年4月23日
- 読了日 : 2016年4月23日
- 本棚登録日 : 2016年4月23日
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