出張中に一気読み。さすがに長かったけど、それなりに興味深かった。しかし、この本自体は、他の山本五十六に関する文献や書籍からの引用と考察によるところが多く、山本五十六と言う人物像を同様に描きたいかと言う点ではかなり物足りない。
映像で、山本五十六を見た後だと、この本で新たな五十六のイメージが浮かぶのではなく、どうしても映画のイメージに押され気味になる。それは、先に言ったように、この本がどうのような視点でどのような人物として生き生きと描くかと言うことになっていないからだろう。それがこの本の特徴でもあるのだろうけど、期待したところとは違ったということか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月10日
- 読了日 : 2012年2月10日
- 本棚登録日 : 2012年2月10日
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