なんか笑えると言ったら失礼かな。なかなか面白かったのです。ヤクザと言えばドラマか映画の中だけで日ごろお付き合いなどないですけど(笑)、以前、同和関係の勧誘電話でぴっしり断ったら(でも心臓ドキドキ)「首を洗って待っていろ」って啖呵を切られて、思わずその日はお風呂で丹念に首を洗いました(^^;。そんなわずかな経験でも、そういえばそうかなって思わせるテクニックの解釈が面白い。怒鳴る奴はまだまだ半人前。論理を巧みにすり替えたり、正当性を切り替えたりの技術は面白い。
恐いと思われてナンボの世界ですから、恐いと思われなくなったら意味がない。そのあたりヤクザの方にもブランドがあるのだろうかと思ったりもしました。
しかし、まあ、ここに書かれているような内容が、私たち凡人が実践に使える心理学かどうかは微妙でしょう。とは言うものの、こうした内容はまじめにやっていると人ほど勉強した方がいいような印象もしますね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
その他
- 感想投稿日 : 2011年11月18日
- 読了日 : 2011年11月18日
- 本棚登録日 : 2011年11月18日
みんなの感想をみる