タイトルを読み違えていました。天皇家の先祖は、一体何者かという話かと勝手に解釈し、記紀や中国の文献から大王家の真相にせまるものかなと思って読み始めました。
内容は、飛鳥から藤原京までの大王家のお家事情というところでしょうか。
天皇号と日本という名称がいつから使用されたかということが、終章に書かれていますが物足りないですね。乙巳の変や壬申の乱の記述にくらべて安直な気がしました。
今回、以前読んだとき、どうも頭に入らなかったので、不明瞭な言葉や人名は辞典で調べる。どうも頭に入りにくいところは、ノートに自分の言葉で書き直す。人物の系図は自分で造る。簡単な年表と天皇家表をノートにし、参照しながら読んでみると以前読んだ時と違って理解できたので驚きでした。
この本を読んでいて、気になったことがあります。歴史の通説と著者の想像が同じような調子で記述されている箇所がかなりみられます。
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- 感想投稿日 : 2017年2月10日
- 読了日 : 2017年2月10日
- 本棚登録日 : 2017年2月10日
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