沖縄と福島を軸に中央と地方との関係が抱える根深い問題についてのインタビュー集。
戦後の復興から高度経済成長期に犠牲にしたり見ないふりをしてきた問題が、この震災と原発事故を機に一気に明るみに出てきたという論旨。
具体的な解決策はなく、意識の切り替え、覚醒を訴える内容が多い。頷ける部分は多いが、間違いを正そうという意志よりも不満とあきらめのトーンが強い。
これでは間違いを正す力にはならない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2019年11月27日
- 読了日 : 2013年6月14日
- 本棚登録日 : 2019年11月20日
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