門が閉じられ特地に取り残された自衛隊のその後の活躍。
当然ながら日本からの物資や人材の供給は立たれている訳で、食糧は現地調達で何とか出来ても、自衛隊の装備を燃料弾薬諸々含めて使える状態で維持できないと死活問題。
その問題の解決だけでなく、隊員の士気にアルヌスの治安を維持することまで考えなきゃいけなくて幹部連中は毎日頭を悩ませている様子。
そんな悩みの一部の解決策として富田とボーゼス結婚式と二人の子供のお祝いとまとめてお祭りにして、そこで隊員たちのストレスも発散させつつ現地民との交流も深め現体制を維持する事に。
これがまぁなんやかんやで諸々の思惑が絡まり規模がバカでかくなってとんでもない規模になるわけですが。 同時進行で、ロゥリィの亜神になった頃の過去話が挿入されて、彼女が結婚式を執り行えない呪いの原因が解き明かされて行きます。
でもあれな、自衛隊の装備を維持するにはまず燃料から精製しなきゃならないから、この状態でまた大規模な戦争に巻き込まれたら大変な事になっちゃうね。
ある程度解決の糸口は見え始めてるけど、すぐになんとかなる話でもないし、これから先も自分たちの力を維持しつつ、ますます大きくなるアルヌスを守り抜けるんだろうか。
そんな状況なんで全体的に派手な戦闘ってのないので、それを期待していると肩透かしを食らうかも。
どちらかというと地味な作業と男女のいざこざと、権力抗争の地味なやり取りがメイン。
そういうのも楽しいと思える人ならおススメできるかな?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年
- 感想投稿日 : 2017年11月8日
- 読了日 : 2017年11月8日
- 本棚登録日 : 2017年10月8日
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