古文書はじめの一歩

著者 :
  • 柏書房 (2008年4月1日発売)
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本棚登録 : 96
感想 : 6
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この本を読む前に練習用のノートとマイ字典を作るためのノートを用意することをお勧めする。

マイ字典の事は終わりの方に書いてあったので、一度この本を最後まで読んでから、再度マイ字典作るために読みなおした。 
字を覚えるのにノートに何度も書いてみたりしながら読み進めたので1回すべて読み終えるまでにかなり時間とられた。 
この本の構成が良いのもあるだろうけど、ノートに書いたりした甲斐あって、少し読み進めては前の方のページに書かれている文字を読めるか確認すると、大半が読めるようになっているのでびっくり。 
多分この本に書かれている文字なら数日後に読んでも8割は読めると思う。

お陰で、この前郷土資料館に行った時に、展示されている古文書で読める文字が結構増えてた。 ただ、基本ひらがなもカタカナもほとんど出てこないのでこの本はあくまで入門編。 これで挫折しなければ他の文字も読めるようになるため違う本を読めばいいんじゃないかな?

でも、展示物の説明書き読んで出てくる名前や地名や、該当している箇所がわかるととっても楽しい。 
興味がある人にはお勧めしたい

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2018年
感想投稿日 : 2018年12月6日
読了日 : 2018年12月6日
本棚登録日 : 2018年10月21日

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