分人主義、おもしろい、非常にしっくりきた。複数の人格を有する個人が、それを明示的にする時代。だれも自分の中の多重性を感じ、その折り合いと共存している、普遍的なテーマに、躍動的な物語として表現されている。
著者に感じていた「取材してます感」を払拭するようなシナリオの幅に純粋に楽しみました。同テーマの小説もあるとのこと、さっそく読んでみたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月17日
- 読了日 : 2012年1月11日
- 本棚登録日 : 2012年1月10日
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