素敵な題名に惹かれて,手に取りました。
第一章は,ちょっと前に進みにくくて読みにくい印象。
第二章は,アキオ君の勤勉さ,ひたむきさが好印象で,私は好きです。
挿話と第三章は,せつないけど,掴みどころがない感じ。
最終章は,アキオ君の一途な恋が成就して,幸せな気持ちになりました。
もっとも,第三章以降駆け足で読んでしまったせいか,私はそれほどカタルシスを得られず,曖昧な感じが残りました。再読もしてみたのですが…。
各々の読者に解釈を委ねるというのが,この作品のある種持ち味でもあるんでしょうね。
「どうか君の夜空に,優しい星が流れますように―」
優しい気持ちになりたいときにおススメの物語です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年4月22日
- 読了日 : 2014年4月21日
- 本棚登録日 : 2014年4月21日
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