ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2006年3月17日発売)
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本棚登録 : 743
感想 : 88
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船戸与一さんの取材旅行についていく中で、当時のミャンマーの政治状況を日本の江戸時代に例えて面白く説明してくれる正にエンタメノンフィクションになっている。
ミャンマーが識字率の高い読書大国とは驚いた。
この旅で関わった政府の人たちが属する派閥も高野さんの帰国後少ししてボスが失脚し大勢が逮捕されており、高野さんの旅はその瞬間のチャンスをつかんで行うことができているのだなと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2023年9月24日
読了日 : 2023年9月24日
本棚登録日 : 2023年9月22日

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