社会人になりたてのころ、最初に就職した会社で見せられたDVD。
当時は社長が先導で「目標設定用紙」や「リーチング日誌」を書かせていただが、皆(自分も含む)負担にしかおもっておらず結局会社では定着しなかった。
いわゆる「自己啓発もの」であり、アレルギーがでる人も多いと思うが、行動心理学的にも的をえていることが多い。
目標の設定、期限
→数値化された具体的な目標(期限付き)はマストだと思うけれども、できれば行動目標のほうがいいかも。結果の目標だと本人の力だけではどうしようもないことがあるので。
マイナス思考や不安への対処
→マイナス思考は準備力に変える。自分ができることのみ、変えられることのみに集中する。
ルーティーン
→習慣のチェック。いわゆるセルフモニタリング。毎日実行すべきことを実行できたか否かを○、×でチェックする
良い習慣の定着に役立つ。随所で継続の大切さを述べている。「心の強さは物事をつづけた長さによる」は意志力の研究とも合致している。達成時のイメージ化も大切。
自己分析
→自分の成功パターン、失敗パターンの分析、対処法をあらかじめ考えさせている。特に失敗パターンの分析は大変重要。
行動計画
→実際にやらなくてはいけない行動の積み上げ。期日が付いており、どの段階まで自分が来ているかをみることができる。「成功者は階段を少しずつ上る」イメージ
上記は科学的にも有効性は高いと思う。あとは全部ではなく、これらを少しずつ取り入れて習慣にして定着させていくことが重要。
- 感想投稿日 : 2016年6月26日
- 読了日 : 2016年6月26日
- 本棚登録日 : 2015年11月7日
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