バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年10月25日発売)
3.62
  • (62)
  • (156)
  • (186)
  • (17)
  • (1)
本棚登録 : 1491
感想 : 133
4

英国のホールデンクスという田舎町で起こる吸血鬼騒動に我らがロベルトと平賀のイケメン神父たちが挑む。壁に吸い付いて登っていって部屋に入り込み金縛りにして相手を襲う吸血鬼。驚異的な跳躍力と怪力を持ち、銃弾にも平気で、コウモリや狼に変身する。うわー、本当に吸血鬼はいるのかと思わされる。どう解決をつけるのか興味津々だった。最後は意外とあっけなかったけど、物語を堪能した。吸血鬼やケルト神話についての蘊蓄が詳細で凄い。エルトン伯爵とシャルロッテは幸せになれたようでよかったよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2022年8月10日
読了日 : 2022年8月10日
本棚登録日 : 2022年8月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする