絶対城先輩の妖怪学講座 六 (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年2月25日発売)
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感想 : 14
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「鬼とは即ち角を生やしてひとを食う原色の怪人であり、朝廷に服従しなかった勢力であり、邪悪で危険な気配であり、怪事件の正体や原因を明言できない際に使う符丁であり、そして妖怪全般を指す総称でもある」と絶対城先輩は宣う。鬼を研究する者たちを脅迫し、挙句は殺してしまう組織と対決する壮大な話かと思いきや、意外としょぼかったり。しかし、そこにのっぺらぼうが関わっていて意外な真相が明らかになる。お人好しで義理堅い湯ノ山彩音ちゃん、頑張ったよ。最後におっと思ったぜ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2022年11月3日
読了日 : 2022年11月3日
本棚登録日 : 2022年11月3日

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