魔天楼 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (1999年1月8日発売)
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本棚登録 : 331
感想 : 30
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馬鹿馬鹿しいと思いながら、このシリーズをまた読んでしまった。あっという間に読めるし、後に何も残らないのがいいのかも。
やりたい放題の薬師寺涼子警視。拳銃を撃つのは楽しんでいるし、気に入らない男の股間は蹴り上げるわ、平手打ちで3メートルはぶっ飛ばすわ、ハーレーダットソンでエスカレーターを走り下りるわ、ほんと痛快ですねえ。鼻持ちならない上司や知識人、官僚なんて糞みそに言われる。作者の田中氏はよっぽど官僚とか政治家とかが嫌いなんだろうな。
今回の敵は、バレオロザギス(石棲妖蠍)で、確かに怪奇事件簿だね。星はいくつでも、まああんまり関係ないな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 傍若無人警官もの
感想投稿日 : 2020年3月8日
読了日 : 2020年3月8日
本棚登録日 : 2020年3月8日

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