「複雑怪奇な思考回路」「嘘吐きで性格が悪い美人」を自称するヒロイン。こんな破天荒な主人公って、今まで読んだことないぞ。2巻までは、訳が分からないと思っていたが、この巻ではちゃんと一本筋が通っていることが分かってきて、面白くなってきた。相手役のジェイクは自分の仕事を責任をもってやり通す、人には媚びないが根本的に優しい人物。こんな人物じゃなければ、無茶苦茶なサアラを受け止めることはできないだろう。うわべなんか見ないで、ずばっと内面を衝くジェイクも凄いかも。またまた他領地での幽霊騒動に巻き込まれるサアラとジェイク。サアラの友人のフィナは意外と普通かも。無茶苦茶な話っぽいんだが、ある意味真実を衝いていて、なんか元気を与えられるんだよなあ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2022年1月3日
- 読了日 : 2022年1月3日
- 本棚登録日 : 2022年1月3日
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