匂いをきっかけに蘇る過去の思い出。
4編まで読んだが、どれも内容が薄く物足りない。
ただの思い出話で終わっているからだろうか。
匂いってすごく鮮烈で、一瞬にして人を過去に戻す力があると思う。
だからこそ、山川方夫の「夏の葬列」のように、蓋をしていた記憶があるきっかけで鮮烈に思い出され、それが現在につながり、未来にも大きな傷跡を残してしまうような話を期待してたのになぁ。
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- 感想投稿日 : 2009年9月21日
- 読了日 : 2009年9月21日
- 本棚登録日 : 2009年9月21日
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