吸涙鬼 -Lovers of Tears- (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社 (2010年7月16日発売)
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本棚登録 : 570
感想 : 91
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市川拓司さんは中学時代に好きな作家さんでした。「いま、会いにゆきます」、「そのときは彼によろしく」は最後に意外性もあり夢中になって読みました。

ただ、今作はケータイ小説のような展開で中・高校生の女子には面白いかも。(もともとケータイ小説出身だからなのかな?)
イケメン吸涙少年と病弱で孤独な少女の恋愛で、お互いに好き合っているけど一緒にいれば彼女を傷つけてしまうから別れましょうという悲劇的な小説です。

最後にどんでん返しがあるかもと期待しましたが、そんなこともなく終了。期待しすぎたかも知れません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2013年3月9日
読了日 : 2013年3月9日
本棚登録日 : 2013年3月9日

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