恋に悩む方が手にとる本です。
題名が心理学で絵本、神話、ファンタジーを引用しているので、河合隼雄さんをすぐに思い出しました。
違いはデータを取り入れている事(初恋と成就について)、説明をしてくれている方だと思います。
当初は時間がなくて、パラパラ読んでいると無理な感じがしました。きちんと読んでいくと森さんの考えている本質の話など興味深く読む事ができました。
恋愛の先は「別れる」か「結婚」の2択しかない。恋愛は継続できるものではないのに、恋愛を継続させる契約の結婚という矛盾が起きているというのがなるほどと思いました。
思考は分類できて、パターン化しているのですね。
育った家庭に問題があった場合、親の愛情を異性に強く求める事が多く、未成年で結婚して離婚が多いと記載もあり、結婚はしていないですが自分に思い当たる所はありました。
「精神の成長」と「今の人生に何を求めているのか」が恋愛の内容に直結するのだと思いました。
悩んでいる時はこういう深く読めるのは楽になります。
「恋愛は失敗の体験から学ぶことのほうが多いし、それがまた、人間らしさをつちかうことにもつながる」
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月27日
- 読了日 : 2019年11月27日
- 本棚登録日 : 2019年11月5日
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