多くは政治活動、労働運動のオルグなどから歴史家になった人々へインタビュー。『イングランド労働者階級の形成』で有名なトムソンから女性運動、ラテンアメリカ研究など多岐にわたるジャンルの歴史家がそれぞれのバックグラウンドや政治的立場制度としてのアカデミズムとの関係歴史的文脈の中で分析していく。歴史学における解釈や再定義の問題もさるところながら、社会運動と学術界の相互作用やそれぞれの現場における教育実践を考える上で研究者を目指す者以外にも読んでほしい。
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カテゴリ:
歴史学
- 感想投稿日 : 2018年3月11日
- 読了日 : 2018年3月11日
- 本棚登録日 : 2018年2月12日
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