夏休みを利用し、ギンレイにて鑑賞。
同時上映の、英国王のスピーチ狙いで行ったんだけど、こっちの方が良かったので感想を。
ロミオとジュリエットの舞台「愛の都」ヴェローナのジュリエットの生家に世界中から送られる手紙。その手紙に返事を書く「ジュリエットの秘書」達。ニューヨークからフィアンセとハネムーンに訪れたソフィは、ひょんなことから50年前に書かれた手紙を発見し、返事を書いたことをきっかけに、ロンドンから手紙の送り主と孫息子と3人での「思い出の人」捜しが始まり・・・
舞台がイタリアというだけで、こてこてのラブストーリーを許す自分がいる。こんな映画、僕なんかが普通にしてたら出会うことないんだけど、そこはギンレイマジック。平日の昼なのに立ち見続出ってどないやねん。
しかし、不覚にもソフィ役のアマンダ・セイフライドにやられた。ラブストーリーはやっぱり女優の瑞々しい可憐さで決まります。
濡れた髪をとかしてもらうのは人生の喜びの一つなのよ、というシーンはもちろん、言語化されないコミュニケーションを通じて、生きた人と人の関係性を見せるというのは映画の真骨頂ですね。
最近、あまり愛について考えていなかったが、フィアンセと運命の人の間で揺れまくる主人公達、「what if 」はいくら言っても、あのとき真実だったものは真実だと言い切る美しさ。改めて、愛することは「知覚」なのだと感じた。たまにこういう魂の解放を礼賛するドラマも良いですな。
この女優はチェック。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2011年11月19日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年11月19日
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