毎日晴天 (徳間AM文庫 す 1-1)

著者 :
  • 徳間書店 (1998年9月1日発売)
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本棚登録 : 384
感想 : 40
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【あらすじ】 「俺は、結婚も同居も認めない!!」出版社に勤める大河は、突然の姉の結婚で、現在は作家となった高校時代の親友・秀と義兄弟となる。ところが姉がいきなり失踪!!残された大河は弟達の面倒を見つつ、渋々秀と暮らすハメに…。賑やかで騒々しい毎日に、ふと絡み合う切ない視線。実は大河には、いまだ消えない過去の“想い”があったのだ―。センシティブ・ラブストーリー。

古本屋で手に取った『花屋の二階で・漫画版』がツボで、絶賛した。
にしても、いきなり登場人物が多くないかと首を傾げていたら、シリーズモノだった。

それは読まなきゃでしょー、なのでしばらく毎日晴天。
小説、すこし読みづらかった。
秀が複雑で、恋人としてのスタンスも共感しづらく、入り込みづらかった。
先は長い。まずは著者の文体になれることかな。面白いのは面白いんだし。

(通して読んで1巻再読後感)
秀が複雑なのは肝で、何度読み返しても
秀の心情は複雑で共感しづらい。
ただ語り手となる勇太との関係は、続巻を読むほどに理解でき
改めて1巻を読むと違う感触がした。
秀と勇太の関係、大河と秀の関係、甘くない。
読んでよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 菅野彰
感想投稿日 : 2009年11月1日
読了日 : 2009年10月29日
本棚登録日 : 2009年10月29日

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