料理を媒介にして結婚した男女の、早すぎる破局を描いた作品。うーん、なんというか、2人の言動がまったく理解できないまま読了した。仕事も、家庭も、出来る妻を“演じる”泉には違和感しかない。言いなりだったはずの夫・旺介が起こした“謀反”も、本当の理由は明かされないままだ。当事者たちはわかっているのかというと、お互いに話を逸らしたり逃げたりするだけで向かい合おうとしない。結局、この2人は何がしたかったの? ストレスだけが残る読書だった。
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- 感想投稿日 : 2021年4月17日
- 読了日 : 2021年4月17日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
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