男の子になりたかった女の子になりたかった女の子 (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社 (2021年4月19日発売)
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本棚登録 : 941
感想 : 68
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初出も作風もテーマもばらばらな、まとまりがなさそうでいてそうでもない奇妙な短篇集。11篇の作品が収録されている。それぞれのタイトルも妙だが設定もかなりぶっ飛んでいる。「天使と電子」では10年以上前に留学先でもらったカードが喋り出すし、「ゼリーのエース」は擬人化したゼリーの娘たちの話だ。改めて振り返ると、どれも女性が主人公のフェミニズム的な話だった……のかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月25日
読了日 : 2021年6月25日
本棚登録日 : 2021年6月25日

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