もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年10月25日発売)
3.75
  • (4)
  • (8)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 96
感想 : 15
2

怖さを求めて本書を手に取ると、少しガッカリするかもしれない。霊やお化けが見える人達のリアルは、見えない人が想像するほど恐怖の毎日ではなく、実は淡々としたものなのかもしれない。

本書で怖かったのは著者の体験談ではなく、著者が人から聞いた話、バリの黒魔術についての「悪魔の木」と、川端康成の奥様から聞いた「三島由紀夫の首」が印象的であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月28日
読了日 : 2023年11月28日
本棚登録日 : 2023年11月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする