※途中、他作品のキャラ名を使ってネタバレしてます。S&Mシリーズ既読で本シリーズを今から読もうと考えている方はご注意下さい。
挑戦的かつ挑発的な館トリックが魅力の堂シリーズ。本作はシリーズ通して読んできた読者としては、一抹の寂しさを感じながら読み終えました。
…………と言いたいところですが、一つ前(鏡面堂の殺人)を読んでないと本作を読んでる真っ最中に気付いてしまって、何かもうすんません←
※以下、S&Mシリーズのキャラ名に変換してます。
犀川先生が実は殺人者だったり、喜多先生が4んじゃったり、四季と萌絵ちゃんが実の姉妹と思わせて実は…だったり、スターウォーズみたいな攻防があったり、四季ポジションと見せかけて実は小物感がすごかったラスボスだったり。
キャラ造形に関してはかなりツッコミどころの多かったシリーズでした。特にラスボスの多弁になればなるほど増す小物感が残念でした。
ですが、本シリーズの最大の魅力は、なんといってもトリックです。
バカミスやトンデモミステリの誹りを免れないくらいギリギリなところを攻めながらも、毎回果敢に攻めていくその姿勢に!!!感動しきりでした!!!!
あーそのトリックこれがこうなってるんでしょ??うんうんやっぱりね〜分かってた分かってた………って待て待てオイオイそー来ちゃうの????!!!もう一本あったの???!!!!!!
って毎回なってた、騙されやすい幸せなミステリファンは私です←
本作も、ラスボスの語りがちょっと(かなり)くどかったし、主要キャラ達の会話が思わせぶり過ぎてそこはちょっと食傷だったけど、いいんです。
私は!
こーゆーのが!!
好きなんです!!!
呼んで直後の深夜にお酒飲みながら投稿してるので、多分後で消す。
- 感想投稿日 : 2021年1月26日
- 読了日 : 2021年1月26日
- 本棚登録日 : 2021年1月26日
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