学園モノって個人的に好きな部類。巻き込まれ体質な主人公と空気読めない系の探偵役と個性的な文化系部活の面々。すごい王道な枠組みなんだけども、ついつい読んでしまう。
ただ、ミステリーとしてはちょっと弱いだろうか。助けた人が実が善人ではなかったとか、その人の物語でミスリードを狙ったとか、全体としての展開はあるんだけども、1つ1つの謎が少しばかり弱いのかなぁ。ちょっとずつ盛り上がっていくところなんだけども、ホップ・ステップ・ジャンプになりきらず、もったいない感じ。特に首なしの遺体がでてきた部分が蛇足に見えてしまう。伏線としての埋め込みがもちっと欲しかったなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月30日
- 読了日 : 2023年10月26日
- 本棚登録日 : 2023年10月30日
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