与三は女工に手紙を書かないであろう。
ただ、へべれけに酔うだけ。
子どもを無計画に7人も作っている。
だから搾取され続けるのだ。
与三のような労働者達にこそ読んでもらいたい小説ではあるものの、そういう類いの人達は小説を読まない、というジレンマがプロレタリア文学にはある。
資本主義への批判であるのはもちろん、
頭の悪い(失礼)労働者への批判ともとれる。
与三がペンを取るエンディングを読んでみたい!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年11月26日
- 読了日 : 2016年11月25日
- 本棚登録日 : 2016年11月26日
みんなの感想をみる