衝撃が走った。
人を見る目というのは、たかだか30数年生きたくらいで
成熟するわけがないのだ。
人の一面だけをみて、判断するのは勘違いも甚だしい。
人をみる判断基準は、真似をしようと思う。
どんなにたくさんの人とあっても、
どんなにたくさんの本を読んでも、
完璧な人間には成り得ない。
そして、いつでも完璧な人間は人間じゃないんだ。
と。
そんな事を感じた。
「常に考え続ける」
「問題の本質はなんなのか、常に考え続ける」
そこが重要。
「本物と贋物」◆人の器の大小 の内容には、
一番の衝撃が走った。
常々感じていることが、正確な言葉で綴られていた。
日本人であること。
人間であること。
たぶん、考え続けても、正解はない。
ただ、考え続けることで、自分なりの正解が見つかるんだと思う。
死が訪れるその時まで、考え続けよう。
そんなことを感じた本。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
哲学・宗教関連
- 感想投稿日 : 2012年7月12日
- 読了日 : 2012年7月12日
- 本棚登録日 : 2012年6月17日
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